マリア・ヘスス・ベルナルの新譜「Olivo y Viña」('26)のトゥリージャ「Dale Mula」と同名の“原典” が収録される「Jerez de La Morena」('02/MUXXIC)。'05年にユニバーサルからリエディション版、'08年に全国紙エル・パイスから「フラメンコの宝石(Joyas del Flamenco)」シリーズの一つとして復刻された。

いにしえの脱穀法

Dale(ダレ) mula(ムーラ) Jacaranda(ハカランダ)....」と聴いた途端、すぐさまフェルナンド・デ・ラ・モレーナの顔が浮かびました。先週Ulitoさんご紹介の新譜「オリーボ・イ・ビーニャ」('26)収録のマリア・ヘスス・ベルナルが歌うトゥリージャです。

 トゥリージャ、とは「脱穀」を意味する「Trillar(トゥリジャール)」からの名称で、その昔、「ガニャニア」と呼ばれるヘレス近郊の農場で働いていたヒターノらが唄っていたものを、忘れないよう個人的に録音したものがオリジナルだと、16年前の6月10日、ヘレス・サンティアーゴ街付近のカフェ「ヒタネリア」でのインタビュー時に、フェルナンドが語ってくれました。

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