ハイライトにガロティンが登場する、1911年マドリード初演「フローラ、魅惑の未亡人」の脚本表紙

「メリー・ウィドウ」が原作

 お待たせしました!フラメンコの人気曲種“ガロティン”が登場する、1911年マドリード初演の「フローラ、魅惑の未亡人(FLORA, LA VIUDA VERDE)」のご紹介です。

 上掲の脚本表紙に「DORA, LA VIUDA ALEGRE(ドーラ、陽気な未亡人)」のパロディと書かれますが、これはドイツの作曲家フランツ・レハール(1870~1948)による、現在日本でも人気のオペラ「メリー・ウィドウ(ドイツ語原題:Die Lustige Witwe)」のスペイン語ヴァージョン。つまり翻訳作品のさらなるパロディとあって、もとのあらすじはかなり変わっていて、スペインらしいドタバタ喜劇色がいっそう強められています。

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