パコ・エル・ロボとサンジタナンダの「メモリア・デ・ロス・カンテス・フラメンコスVOL.Ⅰ」(‘24)

パリ生まれの70代

 俗称“ペリーコのアンソロジー”で名高いカンテの聖典「アントロヒア・デル・カンテ・フラメンコ」は1954年、実はフランスでパリのレーベル「デュクレテ・トムソン」から最初に発売されました。アグヘータやフアン・タレガら歴代の名手シリーズ「シャン・ドゥ・モンド」、1990年代にマカニータの「コン・エル・アルマ」(’95)、トルタの「コローレス・モレーノス」(’94)などの傑作を連発したアウヴィディス・エスニック「フラメンコ・ビボ」シリーズは、いずれもフランスレーベル。隣国のフラメンコ愛は並々ならぬものがあります。

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