1950年代後半発売の「ANTOLOGIA DEL CANTE FLAMENCO」シリーズ。本作は「オルフェオン(ORFEON)」盤で、今週のペペ・エル・クラータのシギリージャがVol.1に収録。

シギリージャ・マネエルトレーラ

「アスーカ!」「エコー・ヒターノ!」というハレオを久々に聞いた、20世紀の名手、セビージャのペペ・エル・クラータ(1911~1978)のシギリージャです。「アスーカ!」とはアスーカル(azúcar=砂糖)、つまり意味としては「甘い」ですが、ペペの歌声は凛々しく男性的で芯が通っており、このあたりがスペイン&フラメンコ気質のニュアンスと言えるでしょう。芸事がもたらす極上の「甘さ」は、何も女性に限らない、というわけです。

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