ローレ・イ・マヌエルの名作
本コーナーでスペイン発売直後に取り上げたエスペランサ・フェルナンデスの新作「セビージャ40.0」(’24)ですが、アクースティカ店舗でもイチ早く取り扱いが決まったのを記念して、収録曲の中でもムイ・フラメンコなブレリア「ミス・プリンシピオス」をご紹介します。
この曲は70年代に一世を風靡したフラメンコ・デュオ「ローレ・イ・マヌエル」のメドレー・カヴァー作品で、冒頭の「ロメーロ・ベルデ」がアルバム第3作目「ローレ・イ・マヌエル」(‘77)より、中盤の「エル・リオ・デ・ミ・セビージャ」、ラストの一節「トード・エス・デ・コロール」は、デビュー第1作目「ヌエボ・ディア」(‘75)から引用されています。