名盤シリーズ「クルトゥーラ・ホンダ(深淵なる文化)」の第20作目はホセレーロ・デ・モロンの「モロンのディエゴ・エル・デル・ガストールに捧ぐ」('97)。1960~70年代の原盤を復刻したもの。

モロンの父子鷹

 この原稿をアップする直前、筆者のモロン・デ・ラ・フロンテーラ訪問のきっかけを作った〝ヤギ飼い〟の唄い手、カブレーロの訃報が入りました。享年81。謹んでお悔やみ申し上げます。

 モロンはフラメンコギターファンはもれなく知る名手、ディエゴ・デル・ガストールが終生住み着いた町で、今週紹介のアレグリアスを歌うホセレーロとは、ディエゴの6歳下の妹アンパロとの結婚により親戚関係でした。カブレーロの全盛期の伴奏者が、ディエゴの甥でモロン在住のパコ・デル・ガストールで、今から16年前の6月、彼とインタビューの約束を取り付けるため、筆者は初めてモロンを訪れたのです。

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