1976年9月録音のファースト・ソロ「ホセ・エル・ネグロ」(’76)のジャケット

                ジャケット内側見開き。先週の「ロマンセ・デ・ベルナルド・デル・カルピオ」('78)とは別カットが使われ、プロデューサーのゴンサロ・ガルシアペラジョと詩人&画家ベニート・モレーノの献辞が、ネグロの稀少な芸風を讃える。

旧スペインの息吹

「彼は電話から遠く離れていて/ネクタイや/権力者のご指名や/オートマチックに進む物事や/虚飾やウソ/進歩主義者/流行りのジーンズファッション/メディアと急ぎ仕事/空路やステレオ/マドリードやバルセロナからも、遠く離れている……」(ベニート・モレーノ作「ホセ・エル・ネグロ」)

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