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ルンバ:ソン・ソン・セラ

フラメンコの世界にもカンシオン・ポル・ブレリア(ブレリア仕立ての歌謡曲)という1ジャンルが存在するなど、カンシオンの人気はとにかく高い。人気の歌謡曲は、何にでも生まれ変わる。ブレリア、タンゴ、そしてルンバ。非常にフラメンコらしくなるケースもあれば、もともとの歌謡曲のカラーをしっかり残す場合もある。今回の『ソン・ソン・セラ』は、後者の典型だ。

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ルンバ:ベルデ

この曲の人気を決定的なものにしたのが、カルロス・サウラ監督の『フラメンコ』のラストを飾るライブ・バージョン。こちらは当時スペイン国内で流行をみていたフラメンコ・ロックのスター、ケタマとのコラボレーションで、ケタマのメインボーカルであるアントニオ・カルモナとの掛け合いで唄っている。その軽やかなノリが、さらに多くのファンを獲得した。画面を埋め尽くして踊る少年少女の映像を記憶に留めている方もいらっしゃるだろう。マンサニータはその後も順調にヒットを飛ばしていくが、2004年、心臓発作のため48歳の若さで急逝する。サウラ監督の『フラメンコ・フラメンコ』にも「ベルデ」は、今度は幕開けの1曲として使われているが、やはりオリジナルの魅力には敵わない。

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ルンバ・フラメンカ

「海がわたしに踊りを教えたの……」そう言っていたカルメンは、生まれ育ったバルセロナを皮切りに、スペイン国内はもとより、アメリカ大陸にわたって名声を不動のものとしていった。その天賦の才により、時には現地の民謡をも、元の味わいを損なうことなく自然にフラメンコのコンパスに乗せて歌い踊ることができた。

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ルンバ:サルサモーラ

。タイトルは「サルサモーラ(野いちご)」。ちなみにmoraのつかないzarzaは「イバラ」の意味になる。このイースターの時期、スペインを含むキリスト教国のあちこちで人類の救済を願って掲げられる、イバラの冠をつけたキリスト像を思い描く方も多かろう。これにmora(クワの実、木いちご)がつくと、素朴な野いちごzarzamoraができあがる。

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