中谷伸一の週刊レトラの世界
198.アルメリア生まれ(タランタ)新着!!

20代前半のカマロンと8歳上のパコ・セペーロ。「カンテ・フラメンコの祭儀と地理/グラナダからラ・ウニオンへ」(Rito y geografía del cante flamenco/De Granada a La Uni […]

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197.バタ・デ・コーラで(ティエント・イ・タンゴ)

プーロなバイレファンに絶大な人気を誇るカルメン・レデスマ(右端)。カンテにウトレーラの実力派マリ・ペーニャ、ギターにアントニオ・モジャ。2008年5月放映の「ヘネラシオネス」(カナル・スール)より。 カルメン・レデスマ× […]

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196.私はカナステーラ(タンゴ)

ランカピーノの孫娘エスメラルダはこの時18歳。伴奏のパコ・セペーロは83歳! 2025年7月22日、ムルシア州ロ・フェロでの第45回カンテフラメンコ国際フェスティバルにて。 新星と巨匠の共演  いきなり「ソイ・カナステー […]

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195.ビバ、ロンダ!(カーニャ)

終盤、ヘスス・カスティージャがステージ前面に降り立ち、マカレーナ・ラミレスに歌いかける名シーン/「CORTINAS NEGRAS」氏の動画より バイレ×伴唱の火花 「レトラの意味をすぐ即興で振付に反映して踊るって無理よ、 […]

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194.ゆえなき嫉妬(ファルーカ)

バイレとカンテの美しき融合――マカレーナ・ラミレス(中央)のファルーカをカマロンの彫像(左)が見守る。伴唱はベテランのヘスス・カスティージャ(右端)。2017年6月、カスティージャ・イ・レオン州の州都レオンにて。「COR […]

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193.マリア・ボリーコのマチョ(マリア・ヘスス・ベルナルのシギリージャ)

2024年、セビージャ中心街から南のベジャビスタ地区のペーニャ「フラグア」での公演。マリア・ヘスス・ベルナル(左)とアントニオ・カリオン。マリアのオフィシャルページより。 レトラを凌駕する激情  シギリージャのマチョ、と […]

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192.火あぶりの咎(フアン・ビジャールのシギリージャ)

8月20~21日、マヌエラ・カラスコと東京・杉並で共演するフアニート・ビジャールことフアン・ビジャール。本作「アンボレ」(’98)収録のシギリージャが今週のテーマ。 カディス・ヒターノ名誉市民  昨年末、およそ半世紀にわ […]

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191.テレモートの翌日に(シギリージャ)

47歳での急逝から3年後、1984年に上梓された「テレモートの記憶(Memoria de Terremoto)」 プレッサは不滅  昨日の午前8時25分頃に起きたカムチャッカ半島地震(M8.7)による公共交通機関の運行規 […]

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190.水玉のサンダル(タンギージョ・イ・タンゴ)

マラガ&アリカンテ出身の新鋭、アル・ブランコ&エル・ペリのデビュー作「メ・ロ・ソプラ・エル・ビエント(風が僕に囁く)」('24) 関西弁と共鳴するレトラ!  アンダルシアのフラメンコたちの冗談好きで陽気なキャラクターは、 […]

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189.バカンとピニニ一族(マルティネーテ)

名盤の誉れ高い1996年仏ライヴ盤復刻+ペドロ・バカン未発表ソロを加えた「レマーテ/ペドロ・バカン&ル・クラン・デ・ピニニ(ピニニ一族)」('22) 早熟最年少のホセリート  あまたのいぶし銀を送り出すフラメンコの街、レ […]

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