209.哀しみのソレア(ソレア・デ・ラ・ペナ)新着!!
人気絶頂のラス・ミガスによるフラメンコ三部作の第2作目「ルンベーラス」(′24)。今週紹介の「哀しみのソレア」収録。後列左がリーダー&グループ創設者のギタリスト、マルタ・ロブレス。前列左が当時のカンテ&ヴォーカルのチスパ […]
208.〝カイ〟とセビージャ(カンティーニャ・デ・カディス)
1991年、スペイン国営放送のトーク番組「プリメロ・イスキエルダ」でのロシオ・フラードとカマロン。 二大スターの邂逅 情感豊かなスペイン歌謡(コプラ)の歌い手として一大スターの座に君臨したロシオ・フラードですが、実は超 […]
207.フォスフォリート追悼(サンガノ・デ・プエンテ・ヘニル)
5人目の「黄金の鍵」受賞者
先週11月13日木曜日の未明(現地時間)、入院先であるマラガ地方大学病院にて、アントニオ・フェルナンデス・ディアス〝フォスフォリート〟が亡くなりました。享年93。心臓系の外科手術後に起きた感染症が、直接の死因ということです。
206.トマス・デ・マドリー追悼(タンゴ・デ・マラガ)
マドリード在住の作家ダビ・ロペス・カナーレスから、先週火曜日(現地時間11月4日)にトマス・デ・マドリーが亡くなったとの知らせを受けました。享年89。ダビは筆者が現在翻訳中の「Un tablao en otro mundo」の著者で、日本のフラメンコをテーマにした本作には、新宿で49年続いたタブラオ「エル・フラメンコ」ゆかりのアーティストが多数登場します。最多リーダー出演記録6回(′71、′73、′76、′82、′85、′86)を誇るバイラオール、トマス・デ・マドリーもその一人。
205.あんたと死ぬまで(ファンダンゴ・ポル・ソレア)
妻マリア・ラ・サビナが唄うレトラに涙する鍛冶屋の夫ホセ・サンチェス。カディスの雄、サンティアゴ・ドンダイの両親である。1971年12月11日放送「カンテと祭儀の地理/ファンダンゴ」より。 鍛冶屋の血筋 マリア・ラ・サビ […]
204.魅惑の氷砂糖(マラゲーニャ)
チャノ・ロバート最後の作品「アスーカル・カンデ」(❜00)に収録のマラゲーニャが今週のテーマ。 アウレリオとメジーソ 十年近く探していたチャノ・ロバートの「アスーカル・カンデ(=氷砂糖)」('00)を、数日前アクーステ […]
203.死が訪れても(ラス・ミガスのシギリージャ)
フラメンコ三部作完結編のテーマはトラディショナル! ラス・ミガス最新作「フラメンカス」('25)のジャケット。左からアリシア・グリージョ(ギター)、新加入のパウラ・ラミレス(カンテ)、リーダーのマルタ・ロブレス(ギター) […]
202.チーノ!(レブッホ)
チャノ・ロバートの混合曲種「レブッホ」がトップに来る「コン・サボール・ア・クアルト(密室芸の味わい)」('97) チーノ=中国人? マラガ中心街での道すがら、いきなり「チーノ!」と呼ばれた記憶が、今週のレブッホ(混合曲 […]
201.スーシよ永遠に(ルンバ・サルセーラ)
パコ・デ・ルシアのバンドに2010年、20代半ばの若さで抜擢されたカンタオールで、グラナダ出身のヒターノ、ダビ・デ・ハコバ。9月発売の最新作「オロ・イ・アレーナ」('25)のトップを飾るのが「エン・ミ・レクエルド〝オメナ […]
200.戻れるなら(ブレリア)
光り輝く日々への追憶――。女王ロシオ・フラードの絶唱「戻れるなら(Qué no daría yo)」。「Canal Andalucía Flamenco」より 女王入魂のアルテ 十数年前に紅白歌合戦で偶然聴き、思わず涙 […]









