アントニオ・カリオン

カーニャ
カーニャ

しばしば「ラ」という冠詞をつけて呼ばれることもあるカーニャ。そこには、それなりの理由がある。このカーニャ、数あるフラメンコの曲種の中でも、最も古くから歌われていたものとされるからだ。1850年以前から、ヒターノたちによって歌われていた記録が残っているという。
 その最大の特徴は、なんといっても、ラメントとも呼ばれる不思議なリフレインにあるだろう。

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