1959年のパコ&ペペ・デ・ルシアの復刻録音「ぺピート・イ・パキート」(′24)。母ルシアと故郷アルへシーラスのアルタ広場にて。左端がパコで中央がペペ。

′50年代末の神童

 パコ・デ・ルシアが2014年に逝去して10年目の今年、キャリア最年少期となる1959年の録音「ぺピート・イ・パキート」(′24)が発売されて話題になっています。本倶楽部でもウリートさんが以前取り上げており、筆者も先日ようやく現物を手に入れて聴きましたが、凄いですね。第二次大戦終了後から14年目、第一回東京オリンピックの5年前にあたり、パコ11歳でペペ13歳、日本の感覚で言うなら、まだ小学5年と中学1年の演唱です。

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