ガロティンの旅路
アップが遅くなりましてすみません。ついさっきまで約100年前にマドリードで上演された喜劇「FLORA, LA VIUDA VERDE』(フローラ、魅惑の未亡人)」(1911年)の脚本読了に集中し、長引いてしまいました。というのは、この作品の前半最後に今週のテーマ「ガロティン」が登場するからです。バイレファンにも人気の「ガロティン」は、歌も抜群だった20世紀の天才舞踊家カルメン・アマジャや、日本に縁が深いラファエル・ロメーロが珠玉の名唱を残すなど、昔からカンテでもポピュラーな存在です。