1972年、ヘレスの作家ホセ・マヌエル・カバジェーロ・ボナルドプロデュースによる第2作「カンテス・ヒターノス・デ・マヌエル・アグヘータ」。伴奏はパリージャ・デ・へレス。

若かりし日の共演

 静寂に絶妙極まりない余韻を残してゆく、パリージャ・デ・へレス独特の間合いに、初手から圧倒させられます。その後にヌラりと現れる、まるで野に放たれた獣のような唸り声――1972年発売のLP「カンテス・ヒターノス・デ・マヌエル・アグヘータ」冒頭1曲目のシギリージャ・イ・カンビオです。先週に引き続き、再び音楽評論家・高場将美さんのLPからご紹介です。

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