1963年パリ公演でのミラブラスの一幕。1942年生まれのグイトは当時20歳を越えたばかり。

ピラール・ロペスの愛弟子

 20世紀の偉大なるマエストラ、ピラール・ロペス最後の愛弟子であるバイラオール、エル・グイトが先週1月8日の午後(現地時間)、マドリードにて82歳の生涯を終えました。現地報道によると直接の死因は肺炎とのことです。

 週刊レトラ担当でカンテ好きの筆者ですが、実は一番最初にハマったのが、約25年前、専門誌パセオ編集部在籍時にビデオで見た、このエル・グイトのバイレでした。ピラールが「私の子どもたち」と愛を込めて呼ぶ、アントニオ・ガデス、マリオ・マジャ、そしてこのエル・グイトの三羽烏が、20世紀バイレの歴史の一翼を担ったのは間違いありません。

【こちらは有料記事です】

続きを読むには「ログイン」して下さい。

ご購読いただくと続きをご覧いただけます。

           今すぐ会員登録して続きを読む

コメントを残す