パコ・デ・ルシア没後十年に捧げた「パケアンド」(‘24)。ディエゴ・アマドール(左)とホセ・マリア・バンデーラ

才人ふたりのパコ賛歌

 ピアノ&ギター&カンテという三刀流の才人ディエゴ・アマドールと、1980年代後半からパコ・デ・ルシアに呼ばれ、カニサーレスとのトリオでワールドツアーを巡ったギタリスト、ホセ・マリア・バンデーラ。この二人が没後十年を迎えたパコ・デ・ルシアへのオマージュ「パケアンド」(′24)を発表しました。パコが残した名作の数々、例えば「シルヤブ」「モナステリオ」「ムーロの小道」などが演奏されるなか、冒頭の一曲だけがディエゴ・アマドールがパコへの思いを率直に綴ったオリジナル①「グロリア・アル・マエストロ」なのです。

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