155.スペイン語版「きよしこの夜」(ノーチェ・デ・パス)新着!!
2024年11月1日発売の「Feliz Navidad」(′24)は、ニーニャ・パストーリ初のビジャンシーコ特集! パストーリ初のビジャンシーコ特集!! 音楽業界は世の中に先駆けてクリスマス・モードへ突入していますが、 […]
アルバム1曲目の衝撃⑤ デビュー作編
フラメンコの色々なテーマに関して、リスナーの皆様を置いてけぼりにする勢いでピンポイントかつマニアックに話すウェブ・ラジオ。 4〜5月は素晴らしいアルバムの幕開け1曲目を飾る名曲たちを紹介していきます。 最近は音楽をサブス […]
タンギージョ・デ・カディス⑤ カルナバルの開会式&タンギージョの名曲
フラメンコの色々なテーマに関して、リスナーの皆様を置いてけぼりにする勢いでピンポイントかつマニアックに話すウェブ・ラジオ。 3月もタンギージョ・デ・カディス特集をお送りします。 今回はカルナバルの開会式であるプレゴン(P […]
109.2023年ベスト10‼(週刊レトラ編)
年末年始のフラメンコタイムに!
今年も本日を含めてあと四日。まだ仕事がある人も、もうお休みに入っている人も、ほっと一息つく、あるいはラスト・スパートに「フラメンコ」は欠かせないはず。とはいえ一体どれを聴けばいいのやら‥‥そんな方々へおススメの、珠玉のベストセレクション10作品、2023年週刊レトラ編です!
104.ラテングラミー速報(マルティネーテ&ブレリア)
2023年11月16日(現地時間)、今年のラテン・グラミー授賞式は史上初めてアメリカ合衆国以外の地、スペインのセビージャで行われ、注目の「最優秀フラメンコアルバム(Mejor Álbum de Música Flamenca)」は、ニーニャ・パストーリの「カミーノ」(′23)に決まりました。
本シリーズでも一度取り上げていたアルバムで(第85回)、内容的にも充実の出来栄えゆえ順当な受賞と言えましたが、周囲を最も驚かせたのは、本公演の前に行われたプレガラでのカンテ・フラメンコです。
「あたしは牢屋に入れられた‥‥」と、いにしえのレトラで始まるマルティネーテ! リズムを刻む金床と鉄鎚、つまり本格的なジュンケとマルティージョがステージに持ち込まれ、きらびやかなムードの会場を、一気にカンテホンドの異世界へ引き込みます。身体を折って吐き出されるケヒオ――黒い慟哭に、“フュージョン女王”と称されるニーニャ・パストーリの素顔が露わになりました。サン・フェルナンド生まれの天才少女で、同地の英雄カマロンと知己のあるプーロなカンタオーラ――そのたぐいまれな本質は依然として健在だったのです。
続くブレリアでは、グラミー候補の一人でフラメンコ・ベーシストという鬼才フアンフェ・ペレス、そして共にマルティネーテを歌った、同じく候補のイスラエル・フェルナンデスらと怒涛のソニケーテを聴かせます。無伴奏のマルティネーテと複合高速リズムのブレリアという、門外漢やフラメンキートには絶対に不可能な選曲で会場を沸かせたのは、第一線のプロとして活躍するフラメンコ・アーティストの譲れない矜持だったのかもしれません。
85.私は旅人(ニーニャ・パストーリ)
人生の道(Camino)を振り返るニーニャ・パストーリの新作「Camino」(’23) 闘う女王の「カミーノ」 フラメンコ出身ポップス歌手の中でも、抜群の人気と実力を誇るニーニャ・パストーリの最新作「カミーノ(Cami […]