カンテ伴奏サポート利用のコツ
カンテ伴奏サポートでは、できる限り易しくギター伴奏ができるように、イントロや間奏を略したシンプルなアレンジになっています。ここでの練習曲は、「カンテ独習サポート」と100%同じ音源で制作してますので、カンテ独習にもカンテ伴奏にも、この2つのプロクラムを行き来して練習することができます。
このプログラムの楽譜のギター伴奏部分は、音声合成技術で制作してあります。できる限りギターに近づけていますが、例えば楽譜が和音の場合、セコで弾くのか、ラスゲアードなのか、プンテアード(つまみ)なのか迷うこともあるかもしれませんがが、適宜ご判断ください。この点につきましては、楽譜の記譜法を含めてレパートリーを増やしながら改善していきます。楽譜上のリズムパターンは1例に過ぎませんので、各自得意のスタイルで行ってください。
「カンテ伴奏サポート」は言うまでもなく伴奏に慣れるためのプログラムですが、なかにはカンテのイントロのファルセータばかりに夢中になって、肝心の伴奏部分を軽く見てしまう方もいます。これは本末転倒です。したがってこのプログラムでイントロが簡単でも落胆しないでください。ここで最も重要なのは伴奏のコード感覚を磨くことです。理想を言えば、歌を聴きながら次にどんなコードがくるのか予想できる音楽的センスを養うことです。
<このプログラム利用の手順>
(1)まず元音源を聴いて全体のイメージを掴んでください。
(2)練習する楽譜をプリントアウトしてください。(楽譜が不要の方は、自分の耳に頼ってください。ホントはそれが理想!)
(3)つぎに、チューニングを正確に行い、練習曲の調子とカポタストの位置を確認します。そして楽譜が画面に流れ、音も聞こえる「独習用動画」を見ながら、コードやリズムパターンに慣れて行きます。繰り返し練習して習得してください。(譜面をワンクリックすると音が止まります。確認して再生する場合はまた譜面をワンクリックしてください。 最初は楽譜がどんどん流れて付いていけない場合は、プリントアウトした楽譜でしっかり覚えてまたチャレンジしてください。 )
(4)それができたら、すぐさま元音源を聴いて、磨きをかけて仕上げてください。元音源では長いイントロや間奏があったりしますが、その場合は「歌部分」だけでも合わせて一緒に伴奏してみてください。元音源に合わせて伴奏できたらすごいです。コツとしては、元音源をヘッドホンで聴いて伴奏するとやりやすいです。
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