ロシオ・フラード

セビジャーナス
セビジャーナスその4

数々のフラメンコ・アーティストと親交のある映画監督、カルロス・サウラが手がけた傑作映画のひとつに、『セビジャーナス』がある。この『セビジャーナス』を皮切りに、『フラメンコ』『イベリア』『フラメンコ・フラメンコ』と一連の作品が続くわけだが、今は世を去ったアーティストをも至芸を目の当たりにすることができるのだから、映像とは実にありがたいものだ。そのうちのひとりが、2006年に61歳の若さ(あえてそう言いたい)で亡くなったロシオ・フラード。20世紀後半を代表する歌手・女優だった彼女は、映画『セビジャーナス』の中で、伝統的なスタイルにのっとったセビジャーナスを5つ歌っている。

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